こんにちは。
今日はフリーランスで働くか?独立するか?についてです。
美容師を目指す一定数は独立を夢見ている方もいると思います。
自分が出店したい場所に、自分でデザインしたサロンをオープンさせるって憧れですよね。
また、フリーランスとして活躍して自由度のある生活を送るのもかっこいいと思います。
ここでは、美容師さんを目指している方や美容師として活躍している方を対象として、今後の美容業界を考察しながらの僕の意見を述べたいと思います。
大前提として、今後ある程度の予測が可能な範囲で美容業界を推測すると、
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少子高齢化で特に地方は進行が早い
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新卒を短期間で育成する仕組みがないサロンは確実に衰退
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女性美容師が妊娠・出産・育児期間に入ると退職率が高まり、復職率も低くなる
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新規集客のほとんどはポータルサイトを経由して集客している
1について、
⭕️地方での出店はテナント料(家賃)も比較的リーズナブルになるので出店する場合、ランニングコストを抑えることができる。
🔺高齢者を対象としたメニュー構成や対策が必要。自身の年齢が30代から40代以上であれば高齢者をターゲットとしたサロン作りを考える。
❌少子化なので専門卒のアシスタントを新卒で雇用するのは非常に厳しい。
2について、
🔺これは独立をした人が対象になります。自らがOJTで営業中に育てることでスタイリストに育てることは可能だが、営業も同時に行う為アシスタントとして働いてくれた方が効率が良く稼ぎやすい。
❌大手のサロンの初任給や教育実績に対抗しなければならないので、求人は現実的には難しい。
3について、
❌男性美容師の多くは独立を希望し、女性美容師は妊娠・出産・育児により離職率が高まり、復職率が低くなる為、仮にアシスタントを雇用しスタイリストまで育て上げても投資回収が困難となる。
❌事業規模の大きいサロンが託児所を併設しているが、そのような仕組みを作り上げるコストと維持費の捻出は難しい。
4について、
❌ポータルサイトの上位表示は価格と連動する為、実質的に家賃のようなものになる。
⭕️他の方法で集客方法がある美容師さんはこの費用は掛からないので非常に有利になる。
以上を考察し、「稼ぐ」ことに特化すると、
あなたがすでに美容師インスタグラマーのような立ち位置を持ち、多くのフォロアーを持っている美容師さんであれば、面貸しサロンやシェアサロンのような場所で働くか、独立開業して活躍していくことをおすすめします。
多くのフォロアーを持っていない美容師さんは、業務委託サロンでフリーランスとして働き、お金と時間のバランスを取りながら活躍していくことをおすすめします。
どちらの働き方を選択しても、今後アシスタントと働く可能性は低いと思いますので、一人で最大に売上を伸ばす方法を考えていくのが必要不可欠です。
ありがとうございました。